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Section4 災害   #4 停電時に点灯可能な照明のスイッチの可視化

今回は停電時に点灯する照明のスイッチを可視化した事例の紹介です。
医用コンセントは受変電設備系統により緑・赤・白と色分けされており、病院でお仕事をされている皆様は日頃から使い分けされていると思いますが、停電時に使える照明の場所を把握されている方は案外少ないのではないでしょうか?
写真は停電時でも使える発電機系統の照明を赤で表示したスイッチです。このように可視化すると、ベテラン、新人、職種等を問わずスタッフ全員が把握できるようになり、停電時の混乱を低減することができます。

 

 

話は少し脱線しますが、同じような意味合いで使われる「可視化」と「見える化」。

その違いをご存じでしょうか?

「可視化」とは、そのままでは目に見えないものに形を与えて見えるようにすること。
「見える化」も見えないものを見えるようにするという作業は可視化と共通しますが、可視化との違いは自分の意思とは無関係に否応なく目に入ってくること。可視化だけでは、その情報を見たいと思っている人にしか届かないのに対し、「見える化」は可視化した情報を見るべき人達に確実に届けた上でフィードバックや改善へのアクションを促すことを目的としています。

 

可視化することで終わらせず、その情報が届けるべき人にきちんと届いているか、届いた先にどうなるかというところまで考えを巡らせることはひとつ大切なことですね。

 

【参考文献】
病院の安全・安心における事例集/一般社団法人日本建築学会

同じだと思ってませんか!?実は結構違う「見える化」と「可視化」!その違いを解説。

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