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私たちの生活に身近な自動ドアですが、便利な反面、事故が起きるリスクも併せ持っています。消費者安全調査委員会の調査によると、自動ドアによる事故発生割合のうち65%が衝突事故。その衝突事故のうち50~70代が全体の53%を占め、中には転倒して骨折した事例も報告されています。
事故要因としてはセンサーの不具合などの「機械的要因」、脇見や駆け込みなど不注意による「人的要因」があります。自動ドアには安全基準が設けられており、適切な管理をしていればある程度の事故が防止できるようになっていますが、ヒューマンエラーには対応しきれない部分があるため利用者への注意喚起が重要になります。
自動ドアまわりの注意喚起方法として全国自動ドア協会では
①自動ドア表示ステッカー②警告ラベル③戸袋側警告ラベルの貼付を推進しています。
また、ガラス面の視認性を向上するためステンレスのプレートやシールを貼付するのも効果的です。一般的には丸や四角などのシンプルなものが多いですが、最近では工夫を凝らしたオリジナルデザインのシールを使う施設も増えています。
皆さまのご施設の自動ドアは注意喚起がなされていますでしょうか?事故が起きた場合には管理者の責任が問われることにもなりますので、しっかりと安全対策を行いましょう。
【参考文献】
自動ドアによる事故に係る事故等原因調査について/消費者安全調査委員会
病院の安全・安心における事例集/一般社団法人日本建築学会
全国自動ドア協会公式HP
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Section3院内事故対策 #5 自動ドア周りの注意喚起