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医療福祉施設にお勤めの皆さま、いつも使っている手洗いシンクにオーバーフロー穴があるか思い出せますか?今回はおそらく誰もが普段気に留めることのない「オーバーフロー穴」についてのお話です。
オーバーフロー穴は清掃できない構造のため、水場を好むグラム陰性桿菌の温床となるリスクがあります。実際に手洗いシンクが伝播・拡散に関与したとみられる医療施設での集団発生がしばしば報告されています。
また、一度棲みついたグラム陰性桿菌を取り除くことは容易でなく、シンクの消毒や配管交換をしても完全な除菌には至らないことが過去の研究から示唆されています。そのため、近年は院内感染対策の環境整備の一つとして手洗い設備にはオーバーフロー穴のないシンクを採用する病院が増えています。
今一度、病院や施設内の手洗いシンクの見直しをされてはいかがでしょうか?
埼和興産のリイルでは、埼玉県を中心に医療福祉施設の改修に関するご相談やお見積を承っております。居るままリノベーション®で診療を継続しながら改修することができます。シンク交換のみのご相談もお受けしますので、どうぞお気軽にお問合せください。
〈参考資料〉
病院の安全・安心における事例集 -建築・設備の工夫-
写真でわかる院内感染対策/東京都院内感染対策推進事業
グラム陰性桿菌による院内感染症の防止のための留意点/厚生労働省
新着情報一覧
Section2「感染症対策」 #35 オーバーフローを閉鎖した手洗いシンク