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Section2「感染症対策」 #9 感染症対策病室

今回ご紹介するのは、感染症患者に対応するため、空調の陰陽圧切替えが可能な前室付きの病室です。

 

なぜ空調の陰陽圧の切り替えが必要なのかというと、

室内の圧力を制御することにより、症状に合わせた病室環境を提供する必要があるからです。

 

 

抵抗力の弱い患者さん(例:白血病)の場合、逆隔離をして周囲の汚染から守るため室内を陽圧(無菌病室)にするのに対し、感染症などの保菌患者さんの場合は、陰圧にすることで病原菌を封じ込めて、他へ汚染が広まるのを防止します(陰圧隔離病室)。【下図参照】

 

 

そうした管理がなされた病室に入るために手洗い設備や防御具等が設置された前室を設けることで、

菌やウイルスを「入れない・持ち出さない」を徹底できます。

 

 

 

弊社では、医療福祉施設の改修などのご相談・お見積のほか、

感染症対策のための改修などに関するご相談やお見積も承っておりますので、

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