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■■ お客様インタビュー ■■  特定医療法人社団松風会 松風荘病院

(左)特定医療法人社団松風会 理事長  依田 住生様

(右)埼和興産株式会社リイル事業推進室 室長  井口 義雄

 

 

今回は、約1年にわたる入院棟大規模改修工事が竣工を迎えた特定医療法人社団 松風荘病院の理事長 依田 住生様にお話を伺いました。

 

■■■ 松風荘病院のご紹介 ■■■ 

 

松風荘病院は1956年、埼玉県入間市に創立。精神病床150床、精神療養病床45床を有する精神医療における地域の中核病院です。「人々の幸福のために思いやりをもって質の高い医療を提供すること」を基本理念とし、地域に根ざした精神医療を実践されています。

 

 

 

■■■ 改修を決めた経緯 ■■■

 

井口:改修を決めた経緯についてお聞かせ下さい。

 

依田理事長:入院棟が老朽化してきて新棟建設も検討しましたが、患者様の移動などを考えると負担が大きいため病棟を運用しながら改修することに決めました。工事前は長期に及ぶ居ながら工事が果たして本当にできるのか、またコロナ禍での工事という点でも不安はありましたね。

 

 

■■■ 提案・施工について ■■■

 

井口:リイルホスピタルの提案・施工はいかがでしたか?

 

依田理事長:病棟を使いながらの工事でしたので、安全面を含めた条件や注意点をプランに織り込んでいただきました。扉の常時施錠、作業の時間制限など非効率な面も多かったはずですが、その意味を十分に理解してくださり、感染対策も含めてよくやっていただきました。

 

 

 

■■■ 居るままリノベーションについて ■■■

 

井口:病棟を稼働しながらの工事で、スタッフ様、患者様には大変ご協力いただきました。ありがとうございました。ご不便やご負担をおかけしたこともあったかと思いますが、実際いかがでしたでしょうか。

 

依田理事長:確かに長期の工事でしたから、解体時の音や工区外への移動といった患者様の負担、インフラ設備改修中のスタッフへの負担は少なくはなかったと思います。音の出る作業は外来診療時間を避けるなど工程を調整していただけたのはとても助かりましたね。

 

井口:低騒音、低振動の施工に努めていますが、解体等どうしても音の出てしまう作業もあります。その場合はなるべくご迷惑の少ない時間帯に施工するように対応しております。

 

 

 

■■■ 竣工を迎えたご感想 ■■■

 

依田理事長:保護室をはじめとして、現場スタッフの声をもとに機能性を念頭に置いた設備配置について綿密に打合せをしていただき、築30年以上経った病棟がまったく新しい病棟に生まれ変わりました。スタッフや患者様からも「使いやすくなった」「明るくなった」と好評です。

 

 

 

 

井口:内外装だけでなく設備も一新しましたが、省エネ効果はありましたか?

 

依田理事長:電気料金はエアコン等を増設した分少し上がりましたが、暖房ボイラーを廃止したので燃料費が年間約40%削減されました。水道使用量も節水型トイレと自動水栓へ更新したおかげでおよそ20%削減しました。

 

井口:最近の設備機器は省エネ性能が優れています。トイレも節水性能に優れているので今回のように病棟のトイレを一新すると効果は大きいですね。

 

 

 

■■■ リイルホスピタルへの評価 ■■■

 

井口:リイルホスピタルへの全体評価をお願いします。

 

依田理事長:病院改修に特化していると一口に言ってもどのくらい現場の声を拾ってもらえるのかわかりませんでしたが、リイルの方々は知識はもちろん、実際に医療現場に携わった方もおられ、細かい視点やこちらが気付かないところまで考えて施工していただけました。竣工まで安心して任せられ大変満足しています。

最初の工事からもう1年が経過しますが、完了後もしっかりと責任を持ってアフターケアにあたっていただけている所もこの会社を選んでよかったなと改めて思う理由の一つです。これからも長いお付き合いになると思います。

 

 

[2022年6月取材]

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