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(左) 医療法人刀水会 理事長 齋藤卓先生
(右)埼和興産株式会社リイル事業推進室 室長 井口 義雄
今回は、食堂から病室への転換工事が竣工を迎えた医療法人刀水会 齋藤記念病院の理事長 齋藤卓先生にお話を伺いました。
■■■ 齋藤記念病院の診療方針 ■■■
齋藤理事長:地域のかかりつけ医、相談医という立場で運営をしています。当院の理念である『いつもやさしく・いつまでもやさしく』というのが私の好きな言葉で、その姿勢を大切に親切丁寧な診療を心掛けています。これはスタッフにも日頃から繰り返し伝えていますね。
井口:スタッフの皆さんがいつも気持ちの良い挨拶をして下さって、温かい雰囲気の病院だと感じていました。先生が大切にされている精神が現場までしっかりと伝わっているのですね。
■■■ 改修を決めた経緯 ■■■
井口:今回は食堂から病室への転換工事を施工させていただきましたが、改修を決めた経緯をお聞かせ下さい。
齋藤理事長:病棟が二つの棟に分かれていてスタッフの動線が非効率でした。建物ごとに機能を集約した方が業務がスムーズになると考え改修を決めました。現在は部屋食が主流となり、昔のように患者様が食堂に集まって談話しながら食事をするというスタイルが時代にそぐわなくなったので、食堂を病室に転換することにしました。
井口:リイルホスピタル へご依頼いただいた決め手は何でしたか。
齋藤理事長:これまでには他の業者へ工事を依頼したこともありますが、病院の建物・設備の特殊性から断られてしまうケースもありました。同じ川口市内で埼和興産の評判は知っていました。リイルホスピタル は病院に特化しているということで安心してお任せできると思いましたね。
■■■ 提案・施工について ■■■
井口:新病棟のご提案についてはいかがでしたか?
齋藤理事長:古い建物なので(既存の)柱など様々な制約がある中で難しい注文だったと思いますが、私達の要望を現在の基準に沿った形にうまくまとめてくれたと思います。細かいお願いも反映していただいているなと随所に感じました。
井口:今回は患者様のいないエリアでの施工ではありましたが、施工中の騒音など気になる点はございませんでしたか?
齋藤理事長:音について患者様からご意見が一件ありましたが、長期間続くものではないことを説明してご納得いただけました。
井口:以前、自分自身が入院した時にちょうどその病院で改修工事をしており、具合の悪い時に騒音が聞こえるのは辛いものだなとつくづく実感したので、病院の工事では少しでも音が小さくなるよう低騒音、低振動の施工に努めています。
■■■ 竣工を迎えたご感想 ■■■
齋藤理事長:まず「明るい良い病室ができたな」というのが第一印象。提案していただいた中から選んだ壁紙、カーテン、床材も出来上がりを見ると非常にマッチしていてよかったですね。建物のすぐ隣にビルが建っているもので日当たりがあまり良くない事が気掛かりでしたが、明るく清潔感のある仕上がりに満足しています。スタッフもとても喜んでいました。クオリティの高いものを作っていただいたと思います。
■■■ 今後の展望 ■■■
井口:最後に今後の展望についてお聞かせ下さい。
齋藤理事長:築年数が古い棟については建て替えの検討が必要な時期に来ています。当院らしいものをどう形にするか考えながら、ひとまずは今ある建物を大切に運営したいと思います。診療については引き続き「町のお医者さん」というスタンスで、近隣の医療機関と手をとりながら地域医療に貢献します。
[2022年4月取材]
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